1948-06-29 第2回国会 衆議院 本会議 第73号
自由販売タバコは浮動購買力吸収の役割をもつておるが、値上げをいたんした後の売行きについては自信があるかどうか。自由タバコの値上げはやみタバコの値上げを誘致し、インフレに拍車をかけろ結果と相なるが、政府の所見いかん。葉タバコの管理並びに収納及び買上げ値段につき改訂の意思はないかというような質疑が多かつたのであります。 これに対し政府より、おおむね左のような答弁があつたのであります。
自由販売タバコは浮動購買力吸収の役割をもつておるが、値上げをいたんした後の売行きについては自信があるかどうか。自由タバコの値上げはやみタバコの値上げを誘致し、インフレに拍車をかけろ結果と相なるが、政府の所見いかん。葉タバコの管理並びに収納及び買上げ値段につき改訂の意思はないかというような質疑が多かつたのであります。 これに対し政府より、おおむね左のような答弁があつたのであります。
○早稻田柳右エ門君 本案は、昭和二十三年度の専売益金九百四十三億円を放出確保するために、自由販売タバコとして新たに四十円の「いこい」と、三十円の「ハッピー」と、二十円の「ききよう」という刻みタバコを発売することに相なり、従来の自由販売タバコでありました「ピース」及び「朝日」を六十円及び二十円にそれぞれ値上げをなし、さらに配給タバコである「きんし」「みのり」「のぞみ」等を九円ないし十一円程度に値上げして